令和５年６月８日
あま市Yさま　外壁シーリング続き

使用するシーリング材はオートンイクシードです。

長期耐久型シーリング材です。

エアコン室外機を養生します。

シーリング撤去の際に落ちる粉で汚れないように養生します。

シーリングはベランダ内にもあります。

ベランダの中に入って作業をする為、出入りする箇所には養生しています。

アルミ笠木に傷をつけないよう、職人の気遣いです。

写真のシーリング目地を撤去する際にも粉が落ちます。

アルミ笠木を汚さないように養生しています。

現状のたて目地シーリングです。

弾力性は無くなり、硬化していました。

撤去してみるとシーリング材に厚みが無いのがわかります。

新築時のシール職人が、後ろに見えるバックアップ材を入れてシーリング材を節約した作業をしたのでしょうね。

シーリング材が左右とも外れて隙間が出来ています。

開口部まわりも隙間が出来ています。

経年劣化とはいえない状況です。

たて目地シールを撤去したところ。

この開口部天端シールも後で撤去しました。

この開口部まわりのシールは劣化が激しかったので増し打ちはやめて打ち替えにします。

シールを撤去しました。

こちらの開口部まわりも撤去打ち替えします。

シール撤去後の開口部の天端部分。

タテ目地のシール撤去後。

ボンドブレーカー（奥の青いビニール）はまだ生きています。

撤去した旧シール。

ボンドブレーカーが破損していた箇所は、新たに仕込みます。

プライマー塗布。

プライマーはしっかり塗布しないと将来シーリング材が外れてしまいます。

職人の腕の差はこういう作業に出ます。

オートンイクシードにはプライマーが付属しています。

付属プライマーでは足りない場合が多いのでプライマーは追加して使用します。

付属分のみで仕上げようとするとプライマー不足で将来シーリングが外れたり不具合が出る可能性があります。

オートンイクシードを使用してもプライマー不足では長持ちしません。

シーリングを充填しています。

開口部天端のシーリング充填。

シーリングを均します。

均し工程。

均した後は速やかにマスキングテープを撤去します。

タテ目地シール完成。

ちなみにシーリングの色は塗装色と合わせます。

開口部まわりのシーリング完成。

換気フードまわりのシーリング完成。

フードまわりは増し打ちしました。

増し打ちは厚みを付けないと意味がないので写真のように斜めに三角にシールを打ちます。

シールに厚みが付きました。

幕板（帯）の天端には凹みがあり、雨水が溜まり幕板が水を吸ってしまいます。

外壁がきれいなのに幕板が異常に腐食している場合はこのケースです。

天端に斜めにシーリング打ち、幕板天端の水が下に流れるようにします。

作業した職人は日数をかけて丁寧に作業をしてくれました。

早く仕上げてしまう職人が多い中、丁寧で貴重な職人です。

明日から数日乾燥させて、次は塗装作業に入ります。

また次回紹介します。

ご覧いただきありがとうございました。