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屋根の種類

このページでは屋根の種類

  1. 屋根の形状の種類
  2. 屋根材の種類

について詳しくご紹介します。

屋根の形状の種類

ここでは屋根の形状の種類をご紹介します

方形屋根

寄棟屋根

大棟と斜めの下り棟で構成された屋根です。

切妻屋根

方形屋根

下り棟で構成された屋根です。

切妻屋根

1本の大棟だけで構成された単純な形状の屋根です。寄棟より雨漏りしにくい屋根です。

片流れ屋根

片流れ屋根

構造が単純で雨漏りしにくい屋根です。一方向に水が流れるので雨樋は負担が多いです。

入母屋屋根

入母屋屋根

日本建築の和風の家で瓦屋根に使用されます。複雑な形状なので雨漏りしやすいです。

陸屋根

陸屋根

鉄骨造やRC造にしようされる水平な屋根形状です。屋上形式なので防水が必要です。

屋根材の種類

ここでは屋根材(瓦)の種類をご紹介します。屋根材(瓦)の種類によっては使用できる塗料が限定されますのでご注意ください。

薄型スレート

薄型スレート

カラーベストコロニアルと呼ばれる、一般的な住宅の屋根では一番多く使用されている屋根材です。軽くてコストも安いので今でも人気商品です。材質はセメントに繊維質を混ぜて形成したスレート瓦です。阪神大震災以降、急激に普及しました。短所は割れやすく、建築後数年たつと色あせもしてきますので定期的にメンテナンスが必要です。塗替え用の塗料は沢山の種類が販売されていますので安心です。劣化して塗り替えではメンテナンスできない状態のときは、薄型スレートの上にそのまま屋根をカバーするガルバリウム鋼板のカバー工法もよく採用されています。

セメント系瓦

セメント系瓦

セメント系瓦は洋風・和風と様々なデザインがあります。セメントを主とした材質で重量はありますが、強度はしっかりした屋根材です。ただし、経年劣化で色あせはしますので定期的なメンテナンスは必要です。このメンテナンスで注意しないといけないのが、セメント瓦の種類によっては塗り替えした塗装が剝がれやすいセメント系瓦もありますスラリー層とよばれる製造時の着色のために施されている表面加工をしている瓦です。この瓦はモニエル瓦・乾式コンクリート瓦とよばれています。見分けかたはコチラでご紹介しています。このスラリー層は普通に塗装するとメクれやすいので、スラリー層の対策をしてある塗料で必ず塗り替えしてください。

洋風瓦

洋風瓦

粘土を使用した焼き物の瓦です。洋風のデザインはとても豊富です。耐久性が高く基本的にこの瓦に塗装の塗替えは必要ありません

ガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板屋根

ガルバリウム鋼板屋根は鋼板の表面裏面メッキ合金をコーティングした鋼板です。メッキ合金はアルミ55%・亜鉛43%と少しのシリコンで形成されています。ようするに簡単には錆びない金属鋼板です。表面の塗装処理も耐久性のあるタイプが多く、『軽い・錆びない・色あせしない』といい事ずくめです。古い屋根のカバールーフとしても大変需要が多いです。新築でも普及しています。

和風瓦

和風瓦

粘土を使用した焼き物の瓦です。釉薬瓦・いぶし瓦などがあります。和風のデザインで日本建築で使用されます。耐久性が高く基本的にこの瓦に塗装の塗替えは必要ありません

鉄製屋根

鉄製屋根

鉄製の屋根材です。折板屋根・瓦棒などがあります。(写真は折板屋根)強度はありますが、鉄製なので錆びます定期的に塗装を塗替える方法のメンテナンスで維持できます。

屋根塗装の種類

平板スレート(カラーべスト)の塗料

平板スレート(カラーベスト)の塗料の紹介です。

屋根塗装の中でも一番多いのがこのタイプです。

まず最初にスレート屋根塗装作業の流れをご案内します。

高圧洗浄

高圧洗浄

洗浄中の写真です。

屋根を塗装するにあたっては、まず塗料が屋根にしっかり接着するように屋根を洗います。

スレート屋根にコケや藻がこびり付いているので高圧洗浄機でコケや藻・汚れを完全に洗い流します。

洗うというよりコケや藻を剥がすイメージです。

この洗浄作業が甘いといくら高耐久な塗料を塗っても塗装が剥がれます。

塗装工事の下塗りと上塗りは非常によく接着しますのでまず剥がれることはありません。

塗装工事後に塗装が剥がれたというクレームは、下地から剥がれるケースがほぼ100%なのです。

屋根や外壁の塗り替えの一番重要な工程は下塗りをしっかり塗れているかにつきます。

下塗りをしっかり塗るためには、下塗り剤がよく接着するように高圧洗浄の作業が重要になってきます。

また、ご近隣の方々への洗浄作業の日時のご案内や隣接しているお家の洗濯物の件などで挨拶回りは必ず必要です。お車を近くに駐車されている場合もケアが必要です。

動画でみる高圧洗浄

クラック補修・棟板金釘の修理

スレート屋根の割れ

スレート屋根のひび割れ

釘の浮き

釘の浮き

棟板金めくれ

棟板金のメクレと下地板

スレート屋根は割れやすい素材です。

割れているスレート瓦を発見した場合はコーキング補修差し替えなどで修理します。異常個所を修理した上で塗装工事を行わないと長持ちしないのと、今は割れているだけかもしれませんが、将来重大な欠陥(雨漏り・野地板腐食)が発生します。

また、棟板金のチェックも必要な作業です。

棟板金は下地板(ぬき板)に釘打ちで止まってます。

必ずといっていい位、この釘がよく抜けたり緩んでいます。

経年劣化や雨水の浸入で下地板が腐食したりと原因はいろいろ考えられますが、釘が緩んでいると強風や台風で棟板金が飛ばされてしまいます。

台風が直撃した地域はこの棟板金が飛ばされているお家がかなりありました。

災害時は業者が大変こみあっていて、すぐに修理にきてもらえませんし、この修理待ちの間に雨漏りが起きたりします。

塗装工事で足場を設置しているタイミングで棟板金のチェックや補修をしておくと今後安心です。

下塗り(シーラー)

下塗り

下塗り作業

下塗りは屋根素材と上塗り塗料を接着させる為の接着剤のような役目です。

こちらのご注意くださいのページでも説明しています。

前項でのべましたように、この下塗り作業をしっかり行わないと塗膜の剥がれの原因になります。

スレート屋根は下塗り剤をよく吸い込みます古いと特に)ので、下塗りを塗り終わった状態が濡れたあめ色になっているが理想です。

スレート屋根の吸い込みが激しいと下塗り後でも表面が乾いた状態で上塗りの接着が悪いです。

お客様は、下塗りを塗ったから次は上塗りというありきたりの自分本位の作業をする職人では、大切なお家の塗装作業をまかせられません。

下塗り後に次の上塗りが接着する状態か確認して、もし吸い込みが激しいならば、下塗りの2回目を行うのが職人として当然の作業ですし、弊社は徹底しています。

タスペーサー差込み

タスペーサー

タスペーサー

タスペーサーとは屋根塗装の際にスレート瓦の隙間に塗料がつまってしまうのを防ぐ部材です。

こちらのご注意くださいのページでも説明しています。

従来は塗装完成後に、瓦の隙間を縁切りするよう指定されてました。

下塗り後にポリカーボネイト製のタスペーサーを差込み、その上から上塗り塗料を塗る流れです。

タスペーサーは差し込んだままにします。

上塗り(2回塗り)

上塗り

上塗り後です。
印はタスペーサー

上塗り作業は乾燥間隔をあけて2回塗りします。

2回塗らないと本来の塗膜にならないからです。

上塗り2回塗る作業を中塗り・上塗りと呼ぶこともあります。

お客様が塗料の選定でシリコン塗装やフッ素塗装などチョイスしますがシリコンやフッ素などは上塗りの塗料の種類です。

塗装作業は要するに下塗りで接着上塗りで塗膜をつくるという塗り方です。

 

平板スレートに使用できる塗料

ヤネフレッシュシリーズ

ヤネフレッシュシリーズ
エスケー化研

セメント系瓦の塗料(スラリー層あり)

スラリー層のあるセメント系瓦(コンクリート瓦)を塗る場合は専用の塗料・工法を使用します。

上記の瓦説明で述べましたようにスラリー層のある瓦は、通常の屋根用塗料ではメクレや膨れが発生する可能性大なので塗るときは下記に記載しました2つの方法を使います。

  1. スラリー層対策(密着性)済みの塗料。
  2. 下塗りでスラリー層を強化した後、塗装する。

セメント系瓦(スラリー層あり)に使用できる塗料

マイティシリコン2

マイティシリコン
オリエンタル塗料

スラリー強化工法

スラリー強化工法
水谷ペイント

クールくんマイティシリコン

クールくんマイティシリコン
オリエンタル塗料

SUN瓦

Sun瓦シリーズ
エースペイント

鉄製屋根の塗料

鉄製屋根に塗る塗料は沢山の種類があります。

他の屋根用塗料とのあきらかな違いは下塗り材が錆びとめを兼ねた塗料ということです。

塗り工程は、スレート屋根同様で下塗り後に上塗りを塗るという作業になります。

ポイントは鉄製屋根は素材の性質上、夏場にはかなり高温になり屋根下の室温にかなり影響するので、遮熱塗料や断熱塗料を塗ると効果がかなり期待でるということです。。

鉄製屋根に使用できる塗料

ルーフペイントシリーズ

ルーフペイントシリーズ
日本ペイント

いかがでしょうか。

このように当店の外壁塗装・屋根塗装なら、適正価格・細かな作業・管理体制なのでご安心して塗装工事をご依頼できます。
の塗装工事に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。

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